試案;トリチウムとはなにか?

水問題を議論するにあたり、含まれる放射能である水「トリチウム」の性質等を理解してお金ければならない。次々回、環境施設166号;2021.12発行に寄稿します

トリチウムの半減期は12年程度である。東電は、汚染水の保管場所がないと主張しているが、違和感がある。なぜ、国は国有地を解放して汚染水の保管場所を確保できないのか?また、fukusima第二原発(いわき市)までは直線距離で10Km程度である。

①当然、揚陸施設の港湾は整備されており、波静かな気候時に船舶輸送は安全に容易できよう。

②また、日糧1000トンくらいなら送水管で圧送できるのではないか?分あたりわずか700ℓ程度である。

③ここにも広大な敷地があるので、ここで60年ほど保管すると放射能は1/30程度に減衰する。

 なお、大量保管は、災害時に一気に流出する可能性があり、大きなリスクを伴う。原発稼働時並みの放流は許容できると思うが??

基本的には、原発は停止しても安全ではないのである。常に水冷するなど維持管理は必須である。稼働しないことは、収入なくして支出のみになる。とても適正な管理ができるとはおもえない。しかもいずれの原発もかなり古いので、劣化や錆が進行する。とくに、放射線をあびた材料は劣化が早く、電線類は耐放射線性といえども脆くなることは避けがたい。

 寿命?がくるまで、寿命が来ても当面は、原子炉容器内で放射能の減衰を待つことになるのではないか?

 安全であるうちに放射線漏れを防ぐ「シェルタ-」を検討しておくべきであろう!!